プノンペン後編 (第三ヶ国目:カンボジア)
なーんと一週間ぶりの更新です。笑
言い訳を考えると無限に出てきますが、詰まるところ僕の怠惰です。今後はペース上げて書いていくのでこれからも読んでください。泣
前回言ったとおり、今回もカンボジアのプノンペンの後半について書いていきます。
今日は市内のある場所に行こうと心に決めていたので、少し早起きです。
しかし、そこは中心地から18km離れた場所にあり、僕の宿からはかなり遠い…
最寄のバス停まで1km弱歩いて、このバス2000rial(50円)で目的地の近くまで向かいます。
ベトナムもカンボジアも官営のバスは超安い。ちなみにカンボジアのバスはJICAが資金援助したことによって出来たらしいです。
いざ、乗ってみると乗客比率は現地人が大半を占めていて、しっかりこの国のインフラとして機能していたことを確認できました。
バスを降りてからはバイクタクシー(バイクの後ろで二人乗り)に乗り換え。
東南アジアのバイクタクシーはホテルがチャーターしているもの以外はすべてが交渉制です。
今回は三時間の貸切で10ドル(1100円程度)でした。現地の人は安いと言っていましたが、実際どうなんでしょう…。
舗装道路が終わり、砂埃舞う道をバイクで爆走すること20分。
ダン!!!!
着きました!
PPSEZ!!
名前のアルファベット五文字を見ても、どのような施設か想像し辛いので軽く説明すると、
PHNOM PENH SPECIAL ECONOMIC ZONE(プノンペン特別経済特区)の略で、
様々な国外企業の工場が集中している経済特区です。
近頃見かけるMade in Cambodiaの商品はここで作られているかもしれない!!わけです。
自分の在籍している学部柄、途上国の経済には興味を持っていたので、個人的にはかなり楽しみスポットでした。
中に入ると広大な敷地の真ん中に綺麗な舗装道路がまっすぐ伸びています。
100m程走ると、工場がちらほら。半分以上は日本のメーカーです。
パンフレットによると、総敷地面積は357Ha。
なんとディズニーランドの五倍です!!
中には工場だけではなく、工場労働者のためのアパートも。
スタッフさんに説明では、途上国に工場を持ったはいいものの、労働者が集まらないケースが多々あるらしく、福利厚生の一環としてこのような住居を提供しているとのことです。今後、エンターテインメント施設やスーパーを建てる構想もあるらしく、ここは近い将来一つの大きな街のようになるかもしれません。
敷地内にある数ある工場の中でも最大の面積だったのがコカ・コーラ社。
神宮球場くらいの大きさです。超デカい。
色んな場所の説明をスタッフの方にしてもらう中で最も印象に残ったのは、
「学歴や専門的スキルの無い人たちにとって、これだけの福利厚生がついてる工場は魅力的な職場」
という一言でした。
労働者が職場を選ぶのはもちろん当然だと思います。ただ、このような考え方をされている以上、仕事が楽しいから工場で働くという理由で働くことは少なく、福利厚生の面が職業選択の上で重要視されていると予測出来ます。
もっと働き甲斐など、福利厚生とは別の部分で魅力を出していくことが今後、日本企業の工場が東南アジアに進出するうえで大事なのかも…しれません。
最後に門の前で記念撮影。僕と比較するとその大きさが一層際立ちます。
PPSEZはカンボジアの可能性を感じるには十分でした。広大な敷地に十分な施設、Made in Cambodiaはこれからもっと私達の生活に身近になるかもしれません。
帰りもバス停までバイクタクシーのおっちゃんに送っていただき料金を払って観光は終了。好き勝手色んな場所へ連れて行ってもらって10ドル。僕には安く感じるほど満足しました。
宿に戻ってからは身体が一気に疲労感に襲われました。30度を越えるカンボジアの暑さの中一日中歩き回ると、帰る頃にはヘトヘトです。
その後は、宿のスタッフに翌日の朝発シェムリアップ(アンコールワットで有名な場所)行きのバスチケットを申し込んでもらい、シャワーを浴びた後就寝。
次の日は朝起きてから、シェムリアップに移動。ここからは次の記事で書くことにします。
総括
二日にわたるプノンペン編はこれにて終了。ただの観光というよりは、社会化見学に近いものになり、美しい景色など一つもなく、ブログ自体は少しつまらないものだったかもしれません。笑 しかし、個人的に普通に綺麗な建物を見るより学びとなることが多く、面白い場所でした。日本からの直行便も最近就航したらしいので、是非訪れてみてくださいー!
トイレ批評
ここからトイレコーナーです。今後は新しい国に入る度、このように各国のトイレを紹介していこうと思います。
今日はベトナム、カンボジア間のイミグレーションにあるトイレ。
便座 :無
紙 :無
ゴミ箱 :有
シャワー:有
感想
カンボジア初のトイレがこれ。大きい方は空気椅子、流す時は紙を持参するか、横にあるシャワーで手動ウォシュレットのスタイルです。下水のインフラがまだまだ整っていない東南アジアではトイレットペーパーは流せないので、横にあるゴミ箱に捨てます。もう本当に用を足さないと死ぬ!!!って時以外は極力使用を避けたいですね…。空気椅子しながら用を足すってどこに力をかければいいのかバランス配分が難しそうです。油断したらお尻ドボン。
※ちなみに僕がプノンペン内で使用したのは、ホステルか大きなオフィスビルのものだったので、便座も紙もありました。しかし、地方はこのスタイルが多いので、みなさん都会を離れる際には気をつけてください。
最後に家計簿
11/30
朝食のパン
50円程度(1000rial×2)
オランジーナ350ml
40円程度(0.35ドル)
バス
50円程度2000rial
バイクタクシー
1100円程度(10ドル)
バス
50円程度(2000rial)
マーケットの昼ごはん
220円程度(2ドル)
宿
660円程度(6ドル)
水
60円程度(0.5ドル)
total
2230円程度
今日はこんな感じです。これからペース上げてしっかり書いていきますー!
ではでは