飲んで良し。食べて良し。観光して良し。のシェムリアップ (第三ヶ国目:カンボジア)
こんにちは。
中村は現在バングラディシュにいます。気づけば現実世界とは10日もタイムラグが発生してしまいました。
これからしっかり時間差詰めていきますよー!
初日
さてさて、今回の記事はバスでプノンペンからシェムリアップに向かうところからスタート。
9時に出発し、3時に到着予定。計6時間の移動。
バス移動に慣れてきたのか、読書と睡眠を繰り返しているうちに六時間の移動はあっという間に過ぎていました。
シェムリアップに到着!プノンペンとは明らかに違う田舎道は途上国のカンボジアに来たことを改めて実感します。
シェムリアップには以前から泊まりたかった宿があったので、バスを降りてから直行。
今日から三日間お世話になる宿がこちら、
Boutique Dormitry Kochike (高知家)!!!
オーナーが日本人(高知県出身)のこのゲストハウスはコンクリート打ちっぱなしの壁に木目調の家具が置かれていてとても綺麗。安宿とは思えません。
しかも!驚いたことに、ここのシャワーからはお湯が出る!しかも水圧が強い!
今までチョロチョロに水シャワーばかりだったのでもう…泣 感動です。
この設備で一泊の値段は5ドル(エアコン付き)と周りに比べても安め。ドミトリーの部屋もカーテンでしきられたカプセルホテルのようになっており、沈没(長期滞在すること)するにはうってつけです。
しばらくして晩御飯の支度をしようと部屋に一旦帰った際、喋りかけてくれた同い年のフィンランド人がいたので、彼と夜ご飯を食べに行きました。
最初に入った格安カンボジア料理屋は料理1.5ドル、ビール0.5ドル。
ビールをおかわりしてもトータルで2.5ドル(275円程度)でした。安い!美味い!最高!
大学の近くにあれば週8で行くレベル。
ここに来るだけでカンボジア来た価値ある。
二次会はオススメの店があると誘われて、連れて行ってもらったのはレンガ作りのお洒落なバー。彼曰く、ここの推しポイントは美味しいサングリアを飲みながらジェンガが出来ること。(写真に写っているのがビールなのは許してください)
先ほどの店で既にほろ酔い状態だった僕は三戦やって全敗でした。笑
でも、とっても楽しい飲みジェンガ。おすすめです。
深夜までお酒とジェンガを楽しんだ僕たちは千鳥足で帰宅。旅先で出会った友達とサシで飲みに行くのは初だったので、思い出に残る一夜でした。
二日目
そして、シェムリアップ二日目はようやく待ちに待ったアンコールワット。1200年代にアンコール王朝が建てた世界遺産に登録されている寺院です。
宿からアンコールワットまでは約10kmの道のり。
トゥクトゥクで行けば15ドル、レンタルサイクルを使い自力で行けば2ドル。当然後者を選びます。
借りた自転車は、どこから誰が輸入したのかわからない、三段階ギア付き日本製のもの。住所は大阪府寝屋川市と表記されていましたが、流通経路はどうなっているんでしょう…
シェムリアップ市内の道は今まで訪れた都市と比べると、凹凸が激しく、自転車を漕ぐには一苦労。しかし、慣れてきた来た頃には、肌に当たる風が気持ちよく感じられ、
「案外レンタルサイクルも悪くないじゃん。余裕余裕!」と思い始めた矢先…
大きな破裂音と共に、後ろのタイヤがしぼみ始めます。
嫌な予感が…
何かの間違いであってほしいと願いながら、自転車を止め、後ろのタイヤを確認したところ、やはりパンク。
あたりを見回してもサイクルショップらしい建物も無く、途方に暮れます。
「自転車壊れてるんだから乗れよ乗れよ!」と声をかけてくれる人も皆トゥクトゥクの勧誘。優しさなのか、儲けたいだけなのか。
クッション性を失ったタイヤと凹凸の激しい道路、カンボジアの猛暑のトリプルパンチ。目的地に着く頃には心身共に疲労困憊です。
駐輪場に自転車を止めて少し歩くと、そこにはアンコールワットへ伸びる大きな一本道が!
やっとの思いで着いたアンコールワットは想像を遥かに超えるほど綺麗で大きかった。
横幅は全長200mにも達するかという長さです。苦労の甲斐あって感動もひとしお。
ここに来るとRPGの世界に迷い込んだような錯覚に陥ります。
マップ上でもこの通り。
ファイナルステージまで続く道には強敵が沢山いるから、手前で一度セーブしといて、
この一本道が終わればラスボスが待っているから、もう一度セーブして、
昔大好きだったRPGと重ね合わせて少し胸がアツくなりました。自分が主人公になった気分です。
中に入ってみると、表面に施された装飾は修復が繰り返されているおかげで、綺麗に残っていることが見てわかります。
頂上からは街を一望できます。
半径2kmにはおそらく居住地域がなく、見渡すところ全てが自然です。
パンク自転車からの開放感からか、テンション上がって飛んだりしちゃいました。
去年、トリップアドバイザーが選ぶ観光地満足度ランキング第一位に選ばれただけあり、周りのスタッフはほとんどが英語ペラペラ。世界各国から観光客が訪れていました。日本もこのようなところは見習いたい。
実は、この地域一帯は遺跡群になっており、他にも遺跡が沢山あります。
とても一日で回りきれる量ではないため、ここの周辺の遺跡群入場チケットは一日券(20ドル)、三日券(40ドル)、一週間券(60ドル)と分かれているのです。(僕は時間とお金が無かったので一日券にしました)
ということで、二番目に有名な遺跡、アンコールワットの少し後ろにある「アンコールトム」へLet’s go。
入り口前には大きなゲートがあり、石像が橋の両サイド一面に並んでいます。不気味です。
ゲートをくぐり1km弱。
到着!
アンコールトムは石一つ一つに顔や模様などが彫られています。
いくつもの顔が僕を見ているようで、少し気味が悪い。
この遺跡を後にし、次を見て回ろうとするも、僕の体力は限界。近くのカフェまで戻って一休みです。
想像以上の疲労で二時間近く寝てしまいました。
実はこの日、以前日本にいる時に働いていたアルバイト先の常連さんがシェムリアップに来ると連絡をいただいていたので、起床後にアンコールワット前で待ち合わせ。
お互い待ち合わせの時間ぴったりに来てびっくり。笑
一緒に夕焼けを見た後、常連さんの乗っているトゥクトゥクでパンクした自転車と共に宿の近くまで送ってもらい(本当に助かりました)、夜ご飯をご馳走していただきました。
帰りにはマッサージも(2ドル)
久しぶりにお腹いっぱいまで美味しいご飯を食べてエネルギー満タン!栄養補給はバッチリです。本当にありがとうございました。
充実した日が続き、明日は何をしようかと考えてところ、、、、、
次の朝、見事に風邪を引きました。
今まで身体を動かしてた反動です…
明日のバンコク行きのチケットだけ購入し、大人しくこの日は一日中寝ていました。
お陰で次の日にはすっかり元気に。
次も陸路でタイ入国!楽しみだぜ。
総括
やっと観光らしい観光をしました。アンコールワットは写真を見るだけではわからない、規模の大きさや歴史の深さを感じる世界遺産にふさわしい場所でした。それ以外にもバイト先の常連さんとの再会など素敵な出会いもあり、思い出の地です。
ご飯とビールが安くて美味しいシェムリアップ。いつかまた訪れよう。
トイレ批評
第二回目の今回はカンボジア、タイ間のイミグレーションにあった衝撃トイレを紹介します。
便座 :和式のためなし
紙 :無
ゴミ箱 :有
シャワー:無
感想
前回を越える衝撃です。和式のため座って用は足せるものの本当に汚い。横にある水槽のようなもののせいで、画像には写っていませんが夥しい数の蚊がいました。あとレバーが全然見当たらなかったのですが、どうやって流すのでしょうか…
最後は家計簿
12/1
1320円程度(12ドル)
途中で買ったスプライト
60円程度(2000rial)
昼ごはんのフライドライス
110円程度(1ドル)
夜ご飯
トゥクホック
220円程度(2ドル)
飲み代
1370円程度(12.5ドル)
洗濯代
110円程度(1ドル)
宿代
550円程度(5ドル)
total
3740円程度
12/2
チャリ
220円程度2ドル
水
55円程度0.5ドル
2200円程度20ドル
アイス
550円程度5ドル
マッサージ
220円程度2ドル
total
3245円程度
12/3
バスチケット
990円程度9ドル
昼ご飯
220円程度2ドル
夜ご飯
250円程度2.5ドル
宿代
550円程度5ドル
total
2010円程度
次はようやくバンコク編!
ではでは