予算70万円。世界一周記

予算カツカツお腹ユルユル大学生が海外へ行きます。

ヨーロッパの果て(第15カ国目トルコ)

 

 

 

 

 

 

 

 


いよいよヨーロッパも終了。今日からはアジアとヨーロッパの境目トルコのイスタンブールへと参ります。

 

 

一日目

 

 

二日間に渡る長い夜行バス移動を終えイスタンブールへ到着。

 


バス降り場から宿へと向かう道ではイスタンブールの発展度合いにビックリ。東京にも引けをとらない高層ビルの数々、交通網の充実など思い描いていたトルコのイメージとは反してそこは都会でした。

 

バスで乗り合わせたトルコ人から「イスタンブールは超都会だし、可愛い子いっぱいいるし、マジ最高の場所なんだよ!」と教えられていたものの、まさかここまでとは。

 

明日からの観光が楽しみです。

 

 

二日目

 

 

二日ぶりのベッドは僕の疲れを十分すぎるほど癒してくれました。最近はシャワーからお湯が出たり、ベッドで寝れたりするだけで幸せを感じます。

 

イスタンブールには五日ほど滞在する予定があったため、今日は特に予定は決めず、ただ歩こうと決めていました。

 

外へ出ると暖かい潮風が肌に当たって心地良い気持ちにさせてくれます。これまで寒い地域にいたため忘れていたこの感覚。

 

f:id:japanosuke:20170319221932j:plain

 

 

 

イスタンブールは観光メインのヨーロッパ側、そして居住メインのアジア地区に分かれています。

川沿いを歩きながら気付いたのはモスクの多さ。ヨーロッパは大多数の人々がキリスト今日を信仰しているところトルコ人イスラム教です。決まった時間には街にモスクの音楽が街に響き渡ります。

旧市街と新市街を隔てる川には大きな橋がかかっており、歩いて渡ることが可能です。橋上には釣りを楽しむ現地の人や観光客、商人などで常に賑わいを見せています。ヨーロッパにはこのように活気溢れた光景を見ることが少なかったため、どこか懐かしい気持ちに。

 

f:id:japanosuke:20170319222334j:plain

 


今日は散策した後、アウトドアショップに行き壊れた備品などを調達。

次の日は雨が降っていたため何も出来ずに宿でチケット手配などを済ませました。

 

四日目


ここイスタンブールは東京から10時間ほどの距離にあり、ちょっとやそっとじゃ行くことの無い場所です。それにもかかわらず、先輩から「遊びに行くわ」との連絡があり、今日はその日です。早朝7時に待ち合わせ合流。しっかり会うことができ感動。

 

折角一緒になったので、本日はルートを決め観光を楽しむことにします。宿に荷物を置き向かった先はブルーモスク。イスタンブールで最も有名な観光地の一つです。

 

 

f:id:japanosuke:20170319223531j:plain

 

思ったほどブルーではない色味よりもその大きさに感動。国民に宗教という感覚が根付いていることに日本との違いを感じます。

 

次はアヤソフィアイスタンブール人気観光地の双璧を成すもう一つの人気モスクです。他の国で見たものよりも大きく、装飾も華やかでした。観光だけの目的ではなく、もちろんモスクとしての機能も果たしているため、中は観光客と信者の方が入り混じっています。

 

f:id:japanosuke:20170319223512j:plain

 

 

 

ここで昼食。イスタンブール名物のサバサンドを食べます。中々インパクトのある見た目が食べるのを躊躇させるものの、いざ口に入れるとホクホクとしたやわらかい身からコクのある汁が染み出して美味しい。

f:id:japanosuke:20170319222112j:plain

 

ボリュームもあったためお腹もしっかり満たされました。来たら絶対食すべしです。


この後はガラタ塔に登ることに。ここからの夜景が綺麗だと地元の人に教えてもらいました。一眼レフを持っている方なら納得してくれると思うのですが、綺麗な夜景を撮るときが一番テンション上がります。

 

日中に写真を撮っても、携帯カメラの性能が驚くほど向上している今ではあまり差がつきません。いわば夜景ショットは一眼レフだけが綺麗のその姿を写すことの出来る特権なのです。そうして意気揚々とガラタ塔に登った僕らは夜景も楽しみながらカメラに夢中になっていました。

 

f:id:japanosuke:20170319222041j:plain

 

f:id:japanosuke:20170319222033j:plain

 

どうですか、この夜景!笑

こんな写真が撮れるとカメラが手放せなくなります。

最後はトルコ名物アダナケバブを食べにレストランへ。

 

f:id:japanosuke:20170319224528j:plain


一般的に日本でケバブと言えば、野菜、鶏肉などを薄くしたナンようなもので丸めたものとされていますが、こちらでは大きな一枚のプレートに長細い一本の牛肉で作られた棒、野菜、ご飯が乗っている食べ物をケバブと称します。(というかこれが本場のケバブ

 

日本のようにファストフード的な感覚ではなく、デートの席でもいただける少ししっかりとしたディナーのような立ち位置です。

 

牛肉のジューシーさにピリ辛のサルサソースが絡みご飯を食べる手が止まりません。通常外国ではボリュームのある安い食事を食べると栄養が極端に偏ることや野菜が全く取れないものの、このプレートには全ての栄養素がバランスよく揃っており連日ぺぺロンチーノばかりを食べ不健康を極めていた僕の身体は歓喜していました。

 

夕食を済ませホテルへの帰路ではネオンが煌々と光っています次の目的地はアフリカ。そこにはこんなにキラキラとした照明はあるのだろうか、パスタを作れるキッチンをあるのだろうか、スーパーはあるのだろうか、お湯の出るシャワーはあるのだろうか、、、

 

f:id:japanosuke:20170321104759j:plain

 

不安になってもしょうがないのはわかってても、不安にならざる終えないアフリカ。

 

ベッドの中でも何かを恐れている感覚は拭いきれませんでした。

 

次の日の早朝、先輩とお別れ。一日だけだとあっという間です。

 

それからは気持ちを切り替え準備を入念に行いました。セキュリティポーチには身分証のコピーを入れ、現金400ドルはメインバックとサブバックに分け、トイレに困らぬようペーパーを1ロールバッグの中に忍び込ませました。これで大丈夫。

 

さあ、いよいよ出発です。乗り換え含めると35時間超のフライト。大陸を越える移動は気分が高まり、特に離陸の瞬間は昨日までの不安が嘘のように胸いっぱいに高揚感が溢れていました。

 

ジンバブエのハラレへLet's go!


総括

日本人にとっては馴染みの深いイスタンブールは観光地が点在してご飯も美味しいです。(トルコ料理世界三大料理に数えられているほど)人々の気質もフランクで明るく思わず気を許してしまいそう。この文面だけ読むと一見良さそうな気がしますが、僕はあまりオススメしません。

 

最近頻繁に起こるテロと学生によるデモのせいで至る所に警官が立っているため街には少し不気味な雰囲気が漂い、親日と評判になっていることに味を占め日本語を巧みに操りしかけてくる詐欺が多発。宿にいた日本人はバーで10万円もボったくられたと言っていました。

 

上述の事件が沈静化されるまではあまり行くのを薦められないのがこの街かもしれません。観光資源が豊富なだけに勿体無い印象でした。とはいえこれは一個人の意見のため参考までに。ちなみに次訪れるときにはカッパドキアやパムッカレに行ってみたいなー。

 

 家計簿

 

2/2

タクシー代

1555円程度(50リラ)
宿代
560円程度(18リラ)

total
2110円程度(68リラ)

 

2/3

アダナケバブ
450円程度(16リラ)
財布
1835円程度(59リラ)
セキュリティポーチ
1555円程度(50リラ)
ビール2本
370円程度(12リラ)
宿代
560円程度(18リラ)

total
4770円程度(153リラ)

 

2/4

ビール2本
370円程度(12リラ)
スタバ
250円程度(8リラ)
カフェ
310円程度(10リラ)
宿代
560円程度(18リラ)

total
1490円程度(48リラ)


2/5

昼ごはん(ケバブ)
310円程度(10リラ)
ビール2本
375円程度(12リラ)
カフェ
310円程度(10リラ)
宿代
560円程度(18リラ)

total
1555円程度(50リラ)


2/6
ハンバーガ
110円程度(3.5リラ)
サバサンド
250円程度(8リラ)
レモネード
45円程度(1.5リラ)
電車
125円程度(4リラ)

125円程度(4リラ)
ケバブ
125円程度(4リラ)
ビリヤード
95円程度(3リラ)
ウイイレ
60円程度(2リラ)

125円程度(4リラ)
晩御飯(アダナケバブ)
650円程度(21リラ)

total
1710円程度(55リラ)


2/7

15円程度(0.5リラ)
バス代(タクシム広場→空港)
375円程度(12リラ)
充電ケーブル
2420円程度(20ユーロ)
total
2810円程度(90リラ)