サクラの街、ワシントンD.C(第20ヵ国目:アメリカ)
一日目
遂に来てしまった…
United States of America!!!
降り立ったのはWashingtonD.C。世界の中心に今僕はいます。
ドナルド・レーガンワシントン国際空港。看板の下に見えるように、ワシントンにはサクラが数多く咲いています。聞くところワシントン市の代表的な花らしいです。まだ肌寒さ残るこの街で健気に咲いていました。
2週間前にはウユニ塩湖、3週間前にはヴィクトリアの滝、2ヶ月前には凱旋門、3ヶ月前にはタイにいました。今までの期間は約3ヶ月。数字で表すと短いものの僕の中では2年以上に感じるほどに中身の濃い時間を過ごしてきました。これで旅も終わりかと思うと寂しさがこみ上げてきます。
宿までは電車に乗って20分で到着。中心地のゲストハウスで料金は一泊2500円でした。「一泊2500円なんて他の国じゃ考えられない金額です」なんてオーナーに言うと、「あんたの国も同じくらいだろー!」と言われちゃいました。
調べてみたら本当でした…。最近は金銭感覚がおかしくなっていたのかもしれません。アメリカと日本の物価はほとんど同水準。改めて日本の物価の高さを実感した瞬間でした。
アメリカ一発目の夕食は値段を考えて近くのファーストフード店。
フライドシュリンプ、ポテト、ドリンクのセットで6ドル。ドリンクはMサイズで1L近くあり、これまでの国の中でもダントツのデカさだった。アメリカンサイズ。
ご飯を食べ今日は帰宅。ゲストハウスにいた宿泊客はドイツ人、韓国人、日本人。この三国の人は旅行を通して何人も見かけました。旅行が好きな国民性なのかなー。
二日目
昨日は移動で一日が終わってしまったので、今日はしっかり観光!
ワシントンD.Cはアメリカの首都であり、政府の主要機関が集中しています。大統領が住むホワイトハウスに最高裁判所、世界銀行本部、世界通貨基金本部など、この街が世界に及ぼす影響は計り知れない。
予定を一通り組んでから宿を出発。
まずは観光の前に臭くなった衣類をコインランドリーで洗うことからスタートしました。土曜朝のコインランドリーは待ち時間が出来るくらいに混んでて驚きました。洗濯機が家に無いのだろうか。
結局、待ち時間も含め二時間ほどで完了。
お昼ごはんはワシントンで働いている大学の先輩に連れてってもらい、お寿司をご馳走していただきました。今まで食べた料理の中でもトップレベルに美味しくて感動。この味が食べられるならワシントンにいても日本食が恋しくなることはなさそうです。
昼食を済ませ、いよいよ観光開始!
まずはこの街のランドマーク。ワシントン記念塔
アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンを記念して建てられたモニュメントで、高さは166m。周りは大きな公園で高い建造物も無いため圧倒的存在感です。
次はリンカーン記念堂。
全長5mはあろうかというリンカーン像が椅子に深く腰をかけています。像の大きさ以上に建物がとても大きくビックリ。これほどのサイズの銅像が鎮座しているのにも関わらず、東大寺のような圧迫感を感じませんでした。
次はいよいよホワイトハウス
正面玄関と違う場所には観光客向けに作られた博物館のような建物があり誰でも入ることが可能です。しかも入場料は無料。
ここには昔の記者用の席が展示されていました。博物館には記者の重要性について書かれたコーナーがあり、今の政権を見ていると考えさせられるものがあったなあ。
「there isn't any doubt that we could not do at all in a free society without a very very active press」
博物館を出て、いよいよホワイトハウス本体へ。
柵に囲まれ近づくことは出来ませんでした。大きさは東京ドームくらい。住むのにはデカ過ぎる。笑
ホワイトハウスは見るくらい以外に楽しみ方もなく少し時間が余ってしまいました。
そこで公園内にある国立アメリカ歴史博物館へ。
なんとここも入場料無料。中の写真は撮っておらず今回は画像無し。主なコンテンツは建国や移民の歴史でアメリカの歴史を学ぶには絶好の場だと思います。ワシントンに行った時には行くべし。
博物館をじっくり見て回っていたせいで帰るころには外は真っ暗でした。ワシントンはニューヨークなどと違い、治安が非常に良く夜歩けるほど治安は良くて快適で住み易そうです。
三日目
この旅行の最終目的地はニューヨークのタイムズスクエアと出発前から決めていました。そこに行くためにこれから高速バスに乗ってニューヨークはマンハッタンに向かいます。
ワシントンからマンハッタンまではバスで四時間。料金は時期によって変わり、早い段階でチケットを取ってしまえば最安1ドルのものもあるらしい。最初からそう聞いておけば早い時期から予約を取っていたのですが… 僕は前日に取ったため20ドル。
それでもwifにトイレさらにコンセントまで完備してあるバスは非常に快適で「このバスがアフリカで運行していたらもっと移動が楽しめたのになー」と妄想をしながら乗っていました。
次が最後のブログとなります。
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