いざマチュピチュへ…(第19カ国目:チリ)
一日目
ウユニからバスで10時間。ボリビアの首都ラパスバスターミナルに着きました。この時からバス内で仲良くなり、目的地が一緒だった一つ年上の大学生二人組と一緒に行動することに。
しかし、僕の体調コンディションはミャンマーでお腹壊した時レベルに悪化。。吐き気と下痢はピークを迎え、常にトイレを探している状態です。よりによって移動している時にこんなことになるなんて。幸い頭痛や熱があったわけではなかったため今後回復することを願って移動し続けました。
今日はマチュピチュ近くの大都市ペルーのクスコまで行く予定です。
クスコまではルートがいくつかあって、
①ラパス→クスコ
②ラパス→プーノ→クスコ
③ラパス→コパカパーナ→プーノ→クスコ
上記の三つが主要なものになります。中継地点が多いほど料金も安くなっていくため、 ②または③あたりが旅行客には人気です。さらにその二つに関しては南米一有名な湖と言っても過言ではないチチカカ湖を通ってクスコまでいくため移動と観光がどちらも楽しめてしまうハイブリッドなルートになっています。
どうせ来たからには、と料金内容含め1番お得な③を選択。
まずは国境近くチチカカ湖の畔コパカパーナ行きのバスを予約。バスの時間まで少し休憩している時、行動を共にしていた大学生のよしきさんからスポーツドリンクを分け与えていただき体力超回復。休んでいる間に身体が相当楽になり観光もしっかり出来るまでに元通りになりました。マジで神様だった、、、、、
道中は途中でバスから降ろされてチチカカ湖を渡ることに。バスは大きなボートにそのまま乗せられて対岸まで運ばれます。突風でも吹いたら一発で僕らの荷物もろとも沈んでしまいます。南米はやっぱ豪快!
乗客もボートで対岸に渡り再乗車。バスと自分達の荷物が無事で安堵しました。
バスは再び走ること1時間でコパカバーナに到着。近くにはチチカカ湖を探検するツアーを行っている会社がいくつかあったため、参加することに決定。余裕が無かったため、三人で手分けして全力でツアー会社を探しました。チームワーク良く1番安い会社を見つけ出し申し込みを済ませました。
しかし、、、、
このツアーは全工程4時間のうち3時間が船の移動。しかもその日の湖は右へ左へ上下左右にも揺れまくりの荒れた状態です。ただでさえ朝体調を崩していた僕は一時は持ち直したにも関わらず体調は悪い方向へと逆戻り。
船内では寝たきりだったので、ようやく島に着いてからは芝生で休んでいました。辺りを見回すと同じように船酔いした人達が芝生で休憩していて何故か嬉しくなった。笑
幸い天気と気温は良く、いい日向ぼっこになりました。
小さい馬的な何かがうろちょろ
謎のレンガ的な何かの周りをうろちょろ
45分で自由行動の時間終了。激短くて笑いました。
帰りはすぐに熟睡して何とか船酔いにもならずに下船。
降りてからはバスの停留所まで走り無事プーノ行きのバスに乗車。この時には僕たちのグループに同年代の日本人女性も加わって計4名で移動していました。旅行始まって以来のグループ行動はメンバーにも恵まれ楽しかった。やっぱり日本人と喋るのが1番楽しい。国境もみんなで越えました。
3時間でプーノのバスターミナルに着き、みんなで次のクスコ行きバスを予約しようとします。勿論目的はマチュピチュ。僕の中ではウユニ塩湖とマチュピチュはマストで行かなければならない場所で今後の人生で訪れることが出来るのかすらわかりません。
しかし、マチュピチュに行くためには険しい登山をしなければいけなく(一応楽な鉄道ルートもあるが、登山ルートに比べ料金3倍)自分の今の体調を考えるととても行けそうにありませんでした。この先のアメリカに行かなければならないことも考えると安全に度を終えることが優先だと考え今回は断念しました。チケットカウンターでアメリカ行き飛行機の出発地リマへのバスチケットを購入。
この日はみんなで同じ宿に泊まり談笑しながら眠りにつきました。
二日目
お昼にチェックアウトしみんなともお別れ。このメンバーと離れるのは惜しいけど、仕方ない。また会おうと約束してバイバイしました。
その後一人でバスターミナルに行き乗車。
過ぎ行く窓からの景色を見ながら自分の選択は正しかったのかと考え込みます。はたしてマチュピチュを諦めなければならなかったのか… それでも良く考えれそんなことここで考えても何になるわけでも無く、今は体調を治すことに専念し後悔するのは帰国してからでもいいのかなと結論に至り気持ちが楽になりました。
三日目~五日目
バスに揺られること28時間。リマに着きました。
宿に行くまでは少し苦労しましたが、何とか夜の10時ごろに到着。
それから三日間は体調を整えるためにゆっくり過ごしていたため特に書くこともありません。強いて言えばペルーの首都リマはブエノスアイレスに匹敵するくらい大きな都市で、しかも飯も美味くて最高だったこと。
この休暇で体調も回復し最後の目的地アメリカへは万全の状態で行けそうです。
ラスト一国。期待半分、寂しさ半分。次はワシントンD.Cへ。
総括
めちゃめちゃ楽しみにしていたマチュピチュに行かない決断をしてしまったペルーは正直なところあまり思い出がありません。それでも体調をしっかり治して南米を発てたのは1つ良かったことでした。
大事なところで体調を崩すのは様々な要因が作用していますが、振り返ってみると長時間のバス移動に加え生の野菜や現地の屋台メシを普通に食べるなど自己管理がなっていなかったことが一番の原因な気がします。
この反省を教訓にして、最後の国アメリカは楽しみ尽くす! 行くぜUSA!
家計簿
2/26
バス代(ラパス→コパカバーナ)
400円程度(25ボリ)
ツアー代
480円程度(30ボリ)
島入場料
160円程度(10ボリ)
チチカカ湖ボート代
40円程度(2.5ボリ)
トイレ代
15円程度(1ボリ)
お昼ご飯
320円程度(20ボリ)
バス代(コパカバーナ→プーノ)
480円程度(30ボリ)
入国カード再発行
800円程度(50ボリ)
宿代
860円程度(25ソル)
total
3820円程度(25ソルと168ボリ)
2/27
ビザ
450円程度(13ソル)
昼ごはん
330円程度(9.5ソル)
トイレットペーパー
35円程度(1ソル)
宿
1010円程度(9ドル)
total
2040円程度(23.5ソルと9ドル)
2/28
クッキーとファンタ
120円程度(3.5ソル)
インカコーラ
85円程度(2.5ソル)
晩御飯
690円程度(20ソル)
宿
1010円程度(9ドル)
total
1765円程度(26ソルと9ドル)
3/1
昼ごはん
690円程度(20ソル)
夜ご飯
690円程度(20ソル)
宿
1010円程度(9ドル)
total
2390円程度(40ソルと9ドル)
3/2
サーフィン
690円程度(20ソル)
ウーバー
690円程度(20ソル)
ドリンク
170円程度(5ソル)
宿
1010円程度(9ドル)
total
2315円程度(45ソルと9ドル)