友人との再会 Part2 in バンコク(第四カ国目:タイ)
続き。
四日目
今日は観光の日。
目的地はタイに行った人ほぼ全員が訪れる、アユタヤ遺跡です。
遺跡内にあるワットマハタート(木の幹に入った仏像)は、皆さん一度はご覧になったことがあると思います。
アユタヤ王朝がこの一帯を統治していたのは1351年。仮に統治から100年後にこの遺跡が完成していたとすれば、それから600年は経っている計算です。はたして現在の姿はどのようになっているのでしょうか。
宿を出て、いつもどおり47番のバスに乗りカオサンから一番近いフアランポー駅に向かいます。
ここはタイの中でも有数の規模を誇る駅で、中は新宿駅小田急線ホームのようになっています。表記のほとんどがタイ語で読めないんが難点。
現地人に手伝っていただき、何とかアユタヤ行きのチケットを購入しました。値段は15バーツ。
車両内は地下鉄、モノレールとは大きくことなり、昭和の匂いを感じる茶色の壁、かすれた青のシートなど、どこかノスタルジックを感じさせる佇まいです。
バンコク中心街の喧騒を抜けると、のどかな田園風景が広がり、グッと雰囲気がでてきます。
弁当商のおばちゃんから買った肉そぼろ弁当は20バーツ。ピリ辛そぼろと卵がご飯と絡み合って美味しい。あっという間に感触しちゃいました。(ぶれぶれですみません)
出発から一時間半でアユタヤ駅に到着。日没まであまり時間が無かったため、レンタルバイクを借りることにしました。料金は150バーツ(450円)
アユタヤのマップはこちらです。時間的にも全部回れそうになかったので、有名どころに絞りました。最初に訪れたのは勿論、、、
ワットマハタート!
写真栄えはするものの、実物を見ると写真のままの光景が目下に広がっているといった
感じで、感動は覚えませんでした。どちらかと言えばSNS用のスポットです。
個人的にはその他の建造物に感動したので、写真を貼っていきます。
バイクで遺跡の間を駆け抜けるのも爽快です。
夜の七時までしっかり遊び、行きと同じ電車で帰宅。
アンコールワットと比べると、大きさでは劣るものの迫力十分で一日観光には丁度いいです。大半の遺跡が半壊状態であったり、仏像の頭の部分だけ破壊されている姿から王朝が滅ぼされた事実を再認識します。
五日目
今日は一つのミッションがありました。
タイの次の目的地、ミャンマーのビザ取得です。
現在(12/11)、入国する際にはビザが必要で、アライバルビザがありません。
ネットで調べるとバンコク市内にあるミャンマー大使館で取得可能だと情報が出回っていたので、実際にトライしてみることにしました。
大使館の最寄駅Chong Nonsi駅には巨大オフィスビルや各国の大使館が集まっており、非常に発展しています。東京でいえば六本木のような町並みです。
オフィス街にひっそりとミャンマー大使館はありました。入り口が二つあり、
ビザ用、それ以外用と目的が分かれています。大通り沿いではない方がビザカウンターです。
中に入るとビザアプリケーション(申し込み用紙)を書かされ、書き終わり次第カウンターに提出します。ここで料金を払うのですが、、、、
即日発行2250バーツ(6750円程度)
翌営業日発行2150バーツ(6450円程度)
翌々営業日発行1600バーツ(4800)
たっ高い…
一番安いプランでも5000円近くします。僕らは明後日の飛行機を取っていたのですが、その日は土曜だったため、翌日発行に。受付スタッフから翌日の三時以降に再度来訪してくださいとの指示を受けました。
この日はパスポートを預けて終了です。
所用時間は1時間程度でさほど待たされることもなく、スムーズなビザ申請でした。
六日目
パスポートを取得するまで時間があったので、これまたバンコク観光もう一つの名所、ワットポーに足を運ぶことにしました。
カオサンから歩いて30分程度で着きます。
どん。
でっっっっっっかい!金色!!!!!
対岸にあるワットアルンにも。
渡し舟(3バーツ)に乗り込みGO!
ここは仏教の匂いを感じさせない、まるでモスクのような鮮やかで煌びやかな装飾が目立ちます。ガラス細工のような壁面が太陽の光に反射し、幻想的な雰囲気です。
時間が無いので、これらを駆け足で見てから大使館へと向かいました。
ぎりぎり三時に到着です。
そして、、、、、
ゲット!血の気の無い顔をしてますが、いたって元気です。安心してください。
顔写真付きのしっかりしたビザでテンション上がりました。
最終日
久しぶりの飛行機にウキウキしながら六日間お世話になった宿を後にします。
これから空港へと足を進めるのですが、バンコクには二つの空港があります。
一つはこれから向かうドンムアン空港。
そして、もう一つがスワンナプーム空港(後に使う)です。これを間違えると悲惨なことになるので、皆さんバンコクに行く際にはしっかり確認してください。
カオサンからドンムアンまではバスを一つ乗り継ぐのが一番安い方法(チャトチャック経由)です。もし時間が無い場合にはMRTを使うのもアリだと思います。
空港についてからチェックインまで時間があったので、館内のカフェでしばらく過ごしていました。空港価格は市内の相場よりも2~3倍ほど高く僕らは普通のコーヒーでさえ頼みたくないレベル。50バーツのマフィンで4時間粘りました。
登場3時間前になるとチェックイン可能の時間帯となります。
入国手続きをさっさと済ませ、ゲートをくぐり待つこと2時間。
20時にバンコク出発。
時差を含めても計一時間半のフライト。飛行機で移動すると一瞬で目的地に着くことに驚きました。ちなみに、ネットの情報だと陸路でヤンゴンへ行く場合は料金こそ空路の三分の二程度なものの、24時間かかるらしいです。 タイムイズマネー。
特にこれといった遅延もなくミャンマーに到着。ヤンゴン空港内部は改装ばかりだそうで、真新しい清潔感漂っていました。
実は、ここでミャンマーでインターンをしている大学の先輩に出迎えていただきました。(画像が無いのが残念)
そのまま先輩と飲みに行きホステルに帰宅。明日は日本人に馴染みのない都市、ミャンマーはヤンゴンを散策します。
総括
訪れる前のバンコクのイメージは失礼ながら、ニューハーフとカオサンロードが大半を占めており、都市部は他の発展途上国と変わらないものだと予想していました。ところが、実際に訪れてみるとそんなイメージとはかけ離れた経済発展国としての姿を現していました。
市内には地下鉄(MRT)、モノレール(BTS)が通っており、高層ビルとマンションは既に乱立しています。特に街の中心街は東京丸の内と同規模、もしくはそれ以上にも感じました。町並みもどこか似ていることもあり、まるで東京にいるような感覚です。
ベトナムのホーチミンでも経済発展度合いには衝撃を受けましたが、バンコクはそれを越すものがありました。こういった国々は地方との貧富の差がどれだけあるのかも気になるところです。
今までどれだけメディアから得た情報によって自分のイメージが作られてきたのか、痛感するばかり。想像と現実の乖離を埋めることを今回の旅行の一つ目的としていこうと思います。
最後は家計簿
家計簿
12/7
タクシー
90円程度28バーツ
アユタヤ
48円程度15バーツ
弁当
64円程度20バーツ
バイク
248円程度75バーツ
ビール
209バーツ65バーツ
電車
48円程度15バーツ
パッタイ
96円程度30バーツ
ケバブ
96円程度30バーツ
ビール
323円程度100バーツ
宿
484円程度150バーツ
total
1705円程度528バーツ
12/8
タクシー
387円程度120バーツ
ビザ代
6940円程度2150バーツ
ラーメン
129円程度40バーツ
電車
96円程度30バーツ
飲み屋
1485円程度460バーツ
パッタイ
96円程度30バーツ
宿
484円程度150バーツ
total
9625円程度2980バーツ
12/9
渡し舟
25円程度8バーツ
ワットアルン
161円程度50バーツ
ワットポー
323円程度100バーツ
電車
96円程度30バーツ
ラーメン
129円程度40バーツ
電車
96円程度30バーツ
アイス
64円程度20バーツ
パッタイ
96円程度30バーツ
宿
484円程度150バーツ
total
1479円程度458バーツ
12/10
バンコク
水
14バーツ
バス
20バーツ
バス
30バーツ
昼ごはん
250バーツトリプルビックマック
カフェ マフィン
50バーツ
充電ケーブル
200バーツ
ヤンゴン
KFC
1400チャット
居酒屋
22000チャット
ようやく終わりを告げたタイ編。ミャンマーではいよいよアレを初体験です。
ではでは