ファッションの街ダッカ 前編(第五カ国目:バングラデシュ)
※バングラデシュの写真については、砂埃でフォーカスがやられてしまい焦点合ってないものが多数ございますがご了承ください。
一日目
いよいよ東南アジアを抜け、中央アジアにやってきました。
空港を出た瞬間から全く違う空気。
ミャンマーとどこか似ているが、一緒ではない。
砂埃、人の量が多いのが理由かもしれない。
人口密集率世界第一位の都市ダッカ。
街中が人は勿論、車、※リキシャ、ゴミで溢れています。
人
バングラ人はとってもフレンドリーです。基本的に外国人に興味津々で、道を歩いているだけでも急に「Your country?」とこの国独自の言い回しで訪ねられること多数。
自分の出身国を言うだけでセルフィーを求められ、時には「困ったら連絡しろよ!」と住所、電話番号の書かれた紙を一方的に渡してくる人もいます。プライバシー情報の漏えいなんて関係ありません。
とにかく一日中騒がしいバングラデシュ。これがインドよりもカオスな国と称される所以かもしれない。
ひとたびカメラを持って歩いていると、知らない現地人が「写真撮ってくれー」と近づいてきます。そしてポーズを決めます。撮らないわけにはいきません。
交通
ダッカで最初に持った印象はなんと言ってもマナーの悪さ。
特に車、リキシャは最悪です。
※画像がリキシャ。予想通り語源は日本の人力車です。
信号は全く機能しておらず、車線なんて守る人はいません。隙間があれば入りこみ、空いていれば逆車線でも走ります。そのため接触事故も多く、それが原因でしょっちゅう喧嘩が勃発しています。口喧嘩であればいいものの、普通に路上で殴り合うことも。
おそらくこのような国は教育から変えていくか、重い罰を作らないと信号を建設したところで意味がないと思う。まあ信号すらないんだけど。
食
基本的にカレー中心の生活。普通のカレーは勿論、カレー味のパン、カレー味のパスタ、カレー味のおかゆ、カレー味の,,,etcとほとんどの味付けがカレー味。慣れれば安くて美味しいバングラ料理です。屋台で食べれば通常ランチ50円以下ディナー100円以下で食事が取れます。
食べ方
イスラムの国では当たり前の文化ですが、食事をする場合には皆フォークやナイフを使いません。右手を用いてご飯を食べます。これが中々難しい、というか純日本人の僕には抵抗がある。
大まかではありますが、上記がバングラデシュの特徴です。
僕がこの国に着いてからと言うものの、一日目、二日目は次の目的地、インドのビザの発給に時間を用し何も出来ませんでした。
三日目
前日、日本にいる友達から突然、「バングラデシュに俺の友達がいるから会ってみてよー」との連絡が。はたして街の人口のほとんどが現地民のダッカに日本の大学生がいるのかと半信半疑になりながらも連絡を取り、待ち合わせ。
本当にいました。(画像無し)
それから、彼のご好意で今日から彼の家に泊めてもらえることに。
シングルルームで温水シャワー、高速Wi-Fi付き。こんなに快適な宿なんてダッカ中探してもそうそう見つからないでしょう…
三日目、四日目とダッカ内を観光したので、ハイライトを写真と共にお届けします。
初めて電車の屋根の上に乗りました。バングラデシュでは日常の光景です。
バングラデシュ人にはゴミをゴミ箱に捨てるという文化が無いのか、食べかす、ちり紙などは道にポイ捨てします。しかもトイレも同様で、お小水は車道脇にある排水溝に、、、、
無論、通行人から丸見えです。でも当人は気にかける素振りも見せず、スッキリしてから淡々とブツをチャックに仕舞い平然と歩きだします。
僕はリキシャからその行為をじっと見ていました。
ゴミで汚染された川とそこにかかる橋。
鉄骨で作られたこの橋の道幅は車が一台と通れるくらい。ここをリキシャも人も車も全員が行き来するので、常に上下左右に揺れる揺れる…。
落ちた時のことを考えると、さほど高い橋でもないのに足がすくみます。
結果的には難なく渡れたものの、二度と使用したくない。そんな橋です。
ハイライトは以上。
ダッカは観光資源が無いことが有名で、何と国の観光スローガンすら「バングラデシュに行こう。観光客が来る前に。」と自虐に走っています。
とはいえ僕からすれば他の東南アジア諸国から比べても文化が違い、人も面白いダッカの町が観光資源そのものでした。目に入るもの全てがエンターテインメント。これを楽しむ気概が無ければバングラデシュは地獄なので皆さんここに訪れる際には覚悟を。
家計簿
12/14
リキシャ(ホステル→旧インド大使館)
161円程度(110タカ)
リキシャ(旧インド大使館→インド大使館)
44円程度(30タカ)
リキシャ(インド大使館→インドvisaセンター)
30円程度(20タカ)
写真撮影代
300円程度(200タカ)
visa代行代
740円程度(500タカ)
バス(インドvisaセンター→ホステル)
30円程度(20タカ)
スプライト
45円程度(30タカ)
宿
2500円程度(22ドル)
total
3850円程度(2590タカ)
12/15
バス(ホステル→インドvisaセンター)
15円程度(10タカ)
KFC
300円程度(200タカ)
visa代
2350円程度(1600タカ)
グラミンユニクロ シャツ
2180円程度(1480タカ)
バス(インドvisaセンター→空港前)
22円程度(15タカ)
宿
2500円程度(22ドル)
total
7367円程度(5015タカ)
12/16
CNG(ホステル→友人宅)
220円程度(150タカ)
パン
15円程度(10タカ)
バス
15円程度(10タカ)
スプライト
45円程度(30タカ)
昼ごはん(フツカ)
75円程度50タカ
CNG(旧市街→ホステル)
220円程度(150タカ)
宿
2500円程度(22ドル)
total
3090円程度(2100タカ)
12/17
CNG
150円程度(100タカ)
電車
150円程度(100タカ)
お昼ご飯
370円程度(250タカ)
リキシャ
150円程度(100タカ)
リキシャ
150円程度(100タカ)
電車
90円程度(60タカ)
CNG
150円程度(100タカ)
total
1210円程度(825タカ)
12/18
スプライト
90円程度(60タカ)
夜ご飯
150円程度(100タカ)
total
240円程度(165タカ)
12/19
リキシャ
30円程度(20タカ)
バス
45円程度(30タカ)
お昼ご飯
45円程度(30タカ)
コーヒー
450円程度(300タカ)
洗剤と飲み物
150円程度(100タカ)
晩御飯(タンドリーチキン)
190円程度(130タカ
total
910円程度(620タカ)
次回は、この国のメインテーマ「ファッション産業 」について書いていきます。
バングラデシュ初回はこの編で。
発展途上ど真ん中。ヤンゴン(第四カ国目:ミャンマー)
年末に更新しようとしていた分はパソコンのWi-Fi不調によって今日まで延びてしまいました。ミャンマー編です。
一日目
ミャンマーというと皆さん何を思い浮かべますか?
アウンサンスーチー、仏教、詳しい人は黄金のパゴダの存在まで知っているかも知れません。
今までミャンマーに対して関心がなかった僕はアウンサンスーチーしか知りませんでした。笑 しかもヤンゴンを知ったのもつい先日で、知識はほぼ皆無です。そんな右も左もわからない僕らを先輩が案内してくださいました。
※画像は民族衣装に身を包む先輩
ヤンゴンの町はひとたび外に出ると、日本とはかけ離れた世界を体験することが出来ます。人、風景、職、身なりどれをとっても初めて見るものばかり。
身なり
ヤンゴンの男女は伝統的な民族衣装のロンジー(巻きスカート)を着用しています。特徴的なのが、女性が肌につけている白いクリーム。「タナカ」という名前で紫外線予防効果がある(らしい)です。
例)
町並み
正直言って綺麗なものではありません。古く寂れたコンクリート造りのアパートが軒を連ねており、道端にはゴミが山積しています。歩く場所を探さなければいけないレベル。しかし、不思議と嫌な気分はしませんでした。もしかすると街から出る溢れんばかりの活気がその要因なのかもしれません。
個人的に驚いたのはこのカラス達。数え切れないほどのカラスがここに集まっています。
理由としては、写真の下のほうに写っている老婆がからす用の餌を売っているから。仏教の教えだと動物に対して善い行いをすると来世で徳のある人間に成れるとかなんとか。
このような宗教観を利用したビジネスを行っている人は徳を積めるのでしょうか。
列車
街を一通り散策した後はヤンゴン市内をグルグル回っている環状線に乗車。
プラットホームが低いので、簡単に線路に降りられます。
車両
車両は千葉県南部を通るローカル鉄道久留里線の廃車です。ミャンマーの景色とも違和感無くマッチングしているのが面白い。噂によると東南アジアの鉄道にはこのように、日本で使われた廃線を使用している町がいくつかあるとのことなので、体力のある鉄ヲタは行ってみる価値ありです。
そしてスピードは超ゆっくり。最高時速は20km、自転車より遅い電車なんて初めてみました。しかし、開けっ放しのドアから吹き抜ける風は気持ちよく、心地良さすら覚えます。
目的地もなく、ただ列車に乗っていた僕らは適当な駅で下車。当ても無くヤンゴン郊外の町を歩きます。中心部と違い道路は舗装されておらず、上裸の少年達が脇道でサッカーをしている様などカンボジアの田舎で見た光景とリンクします。途上国の田舎の特徴なのでしょう。
その後はバスで南下し、ヤンゴンの最貧地区「ダラ」に行きました。
この地は以前襲った猛烈な強さの台風のせいで集落のほとんどが倒壊し、現在は竹で再構築された家に住民が住んでおり、この辺りは「バンブービレッジ」と言われています。
ちなみに倒壊した家の修復作業には日本のNPOが活躍したおかげで、僕たちのような普通の日本人観光客にも暖かい対応をしていただけます。
ほとんどの住居は池の上に位置しており、その上で生活する人が多い印象。中を覗くとテレビと布団が置いてあるシンプルな作りでした。
池には多くのゴミが浮いています。そこからは思わず鼻を覆いたくなるレベルの刺激臭が、、、、僕はここでは暮らせないなあ。
しかし、そんな場所でも子供たちは元気にはしゃいで人生を楽しんでるように見えます。カメラを向けたらこの笑顔です。癒される。
観光ラストはヤンゴンで最も有名な観光地、黄金のシュエタゴン・パゴダ。
高さは100mに達するとも言われており、生で見たときの迫力と言えばアンコールワットにも劣らないものがあります。
内部には仏教徒と観光客が入り混じっており、服装で大体の見当がつきます。
そしてミャンマーで一つ驚いたのは、仏像の後ろに電飾がついていて、常時七色の光が回転しているような光り方をしていることです。これで神々しさUPを図っているのか。。
この後は先輩の知り合いの方々と飲み会。一日中ガイドしてもらってかつ、ご飯までお世話になりっぱなしでした。感謝しています。
飲み会も終わり、フラフラと宿に帰る途中。小腹が空いたので深夜営業している屋台へ夜食を食べに行きました。
しかし、(おそらく)このカレーが原因で次の日…
二日目
お腹を壊しました。
朝から下痢、嘔吐、吐き気のスリーコンボでほぼ瀕死状態。幸いにも歩が同じホステルに宿泊していたので助けてもらえましたが、いなかったら確実に死んでいました。本当ありがとう泣
おかげで夜には体調も回復し、次の日に備えて早めに就寝。
三日目
実際には一日しか行動できなかったミャンマー滞在。欲を言えばもっと日数が欲しかったものの、先輩の助けもあり十分観光出来ました。
今日の移動スケジュールは、
と飛行機を乗り継いで向かいます。
宿を出る際にはこれまで行動を共にしていた歩とお別れ。
お互い生きて帰ろうと約束しました。
朝五時のヤンゴン国際空港は意外にも沢山の人がチェックインカウンターの前でたむろしていました。朝八時発の便に乗り、三日ぶりのドンムアン空港へ。
しかし、ここで重大なミスを犯してしまいます。ミャンマーチャットをバーツに両替するのを忘れてしまいました。タイの空港にはチャットなんてマイナーな通貨を取り扱ってる場所もなく、途方に暮れました。あと80000チャット(約7000円)は残っています。無駄には出来ません。
ある両替所の方が僕に市内ならチャットを取り扱っている両替所があると教えてくれました。そうと聞けば行くしかない!
まだ次のフライトまで四時間あったので、急いでナショナルスタジアム駅まで戻りました。
幸運にも駅のすぐそばに両替所を発見。無事にドルをゲットし空港へ直行。
出口を出た先には数え切れない数の客引きタクシードライバーが待ち構えていました。
この国も面白い予感がします。
総括
合計四日間(実働一日)のミャンマー観光は満足のいくものになりました。中心部は高層マンションの建設ラッシュ、郊外は竹で作られた家での生活などはまさに発展途上と言える景色で興味深かった。
現地に駐在している日本人は意外にも多くいて、この人達がヤンゴンの街、ひいてはミャンマーを変えていくのかと考えると途上国で働くのもいい選択肢の一つだなと。
先輩がしきりに言っていた「今見たミャンマーは今後10年で見れなくなる」というワンフレーズが印象に残る、期待溢れる街でした。
100円→1145チャット
12/11
昼飯
90円程度(1000チャット)
電車
17円程度(200チャット)
エビ揚げ
17 円程度(200チャット)
スポーツドリンク
17 円程度(200チャット)
バス
9円程度(100チャット)
パゴダ
690円程度(8000チャット)
宿
770円程度(7ドル)
total
1610円程度(18,570チャット)
12/12
宿
770円程度(7ドル)
total
770円程度(7ドル)
12/13
タクシー(宿→空港)
690円程度(8000チャット)
朝ごはん
260円程度(3000チャット)
バス(空港→チャクチャット)
60円程度(20バーツ)
電車(チャクチャット→シットロム)
90円程度(30バーツ)
電車(シットロム→空港)
120円程度(40バーツ)
タクシー(空港→ホステル)
370円程度(250タカ)
ホステル代
2500円程度(22ドル)
total
4090円程度(47,471チャット)
次はバングラデシュ前編
ではでは
友人との再会 Part2 in バンコク(第四カ国目:タイ)
続き。
四日目
今日は観光の日。
目的地はタイに行った人ほぼ全員が訪れる、アユタヤ遺跡です。
遺跡内にあるワットマハタート(木の幹に入った仏像)は、皆さん一度はご覧になったことがあると思います。
アユタヤ王朝がこの一帯を統治していたのは1351年。仮に統治から100年後にこの遺跡が完成していたとすれば、それから600年は経っている計算です。はたして現在の姿はどのようになっているのでしょうか。
宿を出て、いつもどおり47番のバスに乗りカオサンから一番近いフアランポー駅に向かいます。
ここはタイの中でも有数の規模を誇る駅で、中は新宿駅小田急線ホームのようになっています。表記のほとんどがタイ語で読めないんが難点。
現地人に手伝っていただき、何とかアユタヤ行きのチケットを購入しました。値段は15バーツ。
車両内は地下鉄、モノレールとは大きくことなり、昭和の匂いを感じる茶色の壁、かすれた青のシートなど、どこかノスタルジックを感じさせる佇まいです。
バンコク中心街の喧騒を抜けると、のどかな田園風景が広がり、グッと雰囲気がでてきます。
弁当商のおばちゃんから買った肉そぼろ弁当は20バーツ。ピリ辛そぼろと卵がご飯と絡み合って美味しい。あっという間に感触しちゃいました。(ぶれぶれですみません)
出発から一時間半でアユタヤ駅に到着。日没まであまり時間が無かったため、レンタルバイクを借りることにしました。料金は150バーツ(450円)
アユタヤのマップはこちらです。時間的にも全部回れそうになかったので、有名どころに絞りました。最初に訪れたのは勿論、、、
ワットマハタート!
写真栄えはするものの、実物を見ると写真のままの光景が目下に広がっているといった
感じで、感動は覚えませんでした。どちらかと言えばSNS用のスポットです。
個人的にはその他の建造物に感動したので、写真を貼っていきます。
バイクで遺跡の間を駆け抜けるのも爽快です。
夜の七時までしっかり遊び、行きと同じ電車で帰宅。
アンコールワットと比べると、大きさでは劣るものの迫力十分で一日観光には丁度いいです。大半の遺跡が半壊状態であったり、仏像の頭の部分だけ破壊されている姿から王朝が滅ぼされた事実を再認識します。
五日目
今日は一つのミッションがありました。
タイの次の目的地、ミャンマーのビザ取得です。
現在(12/11)、入国する際にはビザが必要で、アライバルビザがありません。
ネットで調べるとバンコク市内にあるミャンマー大使館で取得可能だと情報が出回っていたので、実際にトライしてみることにしました。
大使館の最寄駅Chong Nonsi駅には巨大オフィスビルや各国の大使館が集まっており、非常に発展しています。東京でいえば六本木のような町並みです。
オフィス街にひっそりとミャンマー大使館はありました。入り口が二つあり、
ビザ用、それ以外用と目的が分かれています。大通り沿いではない方がビザカウンターです。
中に入るとビザアプリケーション(申し込み用紙)を書かされ、書き終わり次第カウンターに提出します。ここで料金を払うのですが、、、、
即日発行2250バーツ(6750円程度)
翌営業日発行2150バーツ(6450円程度)
翌々営業日発行1600バーツ(4800)
たっ高い…
一番安いプランでも5000円近くします。僕らは明後日の飛行機を取っていたのですが、その日は土曜だったため、翌日発行に。受付スタッフから翌日の三時以降に再度来訪してくださいとの指示を受けました。
この日はパスポートを預けて終了です。
所用時間は1時間程度でさほど待たされることもなく、スムーズなビザ申請でした。
六日目
パスポートを取得するまで時間があったので、これまたバンコク観光もう一つの名所、ワットポーに足を運ぶことにしました。
カオサンから歩いて30分程度で着きます。
どん。
でっっっっっっかい!金色!!!!!
対岸にあるワットアルンにも。
渡し舟(3バーツ)に乗り込みGO!
ここは仏教の匂いを感じさせない、まるでモスクのような鮮やかで煌びやかな装飾が目立ちます。ガラス細工のような壁面が太陽の光に反射し、幻想的な雰囲気です。
時間が無いので、これらを駆け足で見てから大使館へと向かいました。
ぎりぎり三時に到着です。
そして、、、、、
ゲット!血の気の無い顔をしてますが、いたって元気です。安心してください。
顔写真付きのしっかりしたビザでテンション上がりました。
最終日
久しぶりの飛行機にウキウキしながら六日間お世話になった宿を後にします。
これから空港へと足を進めるのですが、バンコクには二つの空港があります。
一つはこれから向かうドンムアン空港。
そして、もう一つがスワンナプーム空港(後に使う)です。これを間違えると悲惨なことになるので、皆さんバンコクに行く際にはしっかり確認してください。
カオサンからドンムアンまではバスを一つ乗り継ぐのが一番安い方法(チャトチャック経由)です。もし時間が無い場合にはMRTを使うのもアリだと思います。
空港についてからチェックインまで時間があったので、館内のカフェでしばらく過ごしていました。空港価格は市内の相場よりも2~3倍ほど高く僕らは普通のコーヒーでさえ頼みたくないレベル。50バーツのマフィンで4時間粘りました。
登場3時間前になるとチェックイン可能の時間帯となります。
入国手続きをさっさと済ませ、ゲートをくぐり待つこと2時間。
20時にバンコク出発。
時差を含めても計一時間半のフライト。飛行機で移動すると一瞬で目的地に着くことに驚きました。ちなみに、ネットの情報だと陸路でヤンゴンへ行く場合は料金こそ空路の三分の二程度なものの、24時間かかるらしいです。 タイムイズマネー。
特にこれといった遅延もなくミャンマーに到着。ヤンゴン空港内部は改装ばかりだそうで、真新しい清潔感漂っていました。
実は、ここでミャンマーでインターンをしている大学の先輩に出迎えていただきました。(画像が無いのが残念)
そのまま先輩と飲みに行きホステルに帰宅。明日は日本人に馴染みのない都市、ミャンマーはヤンゴンを散策します。
総括
訪れる前のバンコクのイメージは失礼ながら、ニューハーフとカオサンロードが大半を占めており、都市部は他の発展途上国と変わらないものだと予想していました。ところが、実際に訪れてみるとそんなイメージとはかけ離れた経済発展国としての姿を現していました。
市内には地下鉄(MRT)、モノレール(BTS)が通っており、高層ビルとマンションは既に乱立しています。特に街の中心街は東京丸の内と同規模、もしくはそれ以上にも感じました。町並みもどこか似ていることもあり、まるで東京にいるような感覚です。
ベトナムのホーチミンでも経済発展度合いには衝撃を受けましたが、バンコクはそれを越すものがありました。こういった国々は地方との貧富の差がどれだけあるのかも気になるところです。
今までどれだけメディアから得た情報によって自分のイメージが作られてきたのか、痛感するばかり。想像と現実の乖離を埋めることを今回の旅行の一つ目的としていこうと思います。
最後は家計簿
家計簿
12/7
タクシー
90円程度28バーツ
アユタヤ
48円程度15バーツ
弁当
64円程度20バーツ
バイク
248円程度75バーツ
ビール
209バーツ65バーツ
電車
48円程度15バーツ
パッタイ
96円程度30バーツ
ケバブ
96円程度30バーツ
ビール
323円程度100バーツ
宿
484円程度150バーツ
total
1705円程度528バーツ
12/8
タクシー
387円程度120バーツ
ビザ代
6940円程度2150バーツ
ラーメン
129円程度40バーツ
電車
96円程度30バーツ
飲み屋
1485円程度460バーツ
パッタイ
96円程度30バーツ
宿
484円程度150バーツ
total
9625円程度2980バーツ
12/9
渡し舟
25円程度8バーツ
ワットアルン
161円程度50バーツ
ワットポー
323円程度100バーツ
電車
96円程度30バーツ
ラーメン
129円程度40バーツ
電車
96円程度30バーツ
アイス
64円程度20バーツ
パッタイ
96円程度30バーツ
宿
484円程度150バーツ
total
1479円程度458バーツ
12/10
バンコク
水
14バーツ
バス
20バーツ
バス
30バーツ
昼ごはん
250バーツトリプルビックマック
カフェ マフィン
50バーツ
充電ケーブル
200バーツ
ヤンゴン
KFC
1400チャット
居酒屋
22000チャット
ようやく終わりを告げたタイ編。ミャンマーではいよいよアレを初体験です。
ではでは
友人との再会 in バンコク(第四カ国目:タイ)
今日からタイのバンコク編。年内にはリアルタイムに追いつく見通しとなっております。
通貨情報
タイ:バーツ(BTH)
1バーツ:3円
一日目
昨日引いた風邪もすっかり治り、今日はカンボジアから出てタイのバンコクへと出発します。
朝八時前に宿トゥクトゥクのピックアップが来ていたので、それに乗り込み少し離れたバス乗り場へ。
バス乗り場の前で並んでいる人を見ると乗客は欧米系のバックパッカーがほとんどで、アジア人は僕と中国人一人。
バス会社の手配しているチケットの中で最安のものを選んだせいか、本来10人乗りのバンに16人が詰め込まれ中はギュウギュウ。真ん中の補助席を使いやっとみんなが座れる程度の広さでした。
狭いとはいえ、乗り心地は意外に快適。途中に休憩を挟みながら三時間後には国境に着きました。いよいよ皆入国審査のゲートへと向かいます。
カンボジアのイミグレがこれほど大きいとは…!
国境を超えるとカジノ付きホテルの看板がいくつか目に入ります。(画像取り忘れる)
タイ側の入国審査ゲートはその客と陸路国境越えを目指すバックパッカーが一同に会しており、長蛇の列となっていました。
入国完了。
ここでバンを乗り換えバンコクへ走り続けること約5時間。
今日の宿は特に決めていなかったので、一緒に乗っていた中国人と同じホステルに決定。荷物を降ろし、彼女と一緒にカオサンロードの屋台で夕食をとることに。
大きな道の両脇には宿、居酒屋、バー、屋台。そして行き交う人は欧米人と少数のアジア人。まるでヨーロッパのどこかに迷い込んでしまったような錯覚に陥ります。
ここで食べたタイの屋台名物パッタイ(30バーツ)は甘みのある麺を野菜と卵と共にしょうゆで炒めたローカル焼きそばのような食べ物。これまでの旅中に食べた食事の中ではダントツトップの美味しさです。結果的に1日1食ペースで食べました。超お気に入り。
二日目
朝、チェックアウトを済ませ、別の宿まで歩いて移動。
今日からは日本人バックパッカーに絶大な人気を誇るNAT2に泊まります。
ADRESS: バンコク จังหวัด กรุงเทพมหานคร 10200 タイ
ここは一般的な安宿のようなドミトリータイプは無く、シングルとツインのみ。
価格はシングル1室が250バーツ(約750円)
ツイン1室が300バーツ(約900円)
二人で泊まると一泊500円を切る破格の安さ。
しかも一階ではビリヤードも楽しめます。
部屋に荷物を置き少し休んでいると、「携帯にもう着いたよー」との連絡が。
なんと大学の友人歩と再開です。
(画像を撮り忘れたのでこれ貼っときます)
何と彼も世界一周中。たまたまバンコクでお互いのスケジュールが合ったので会う約束をしていました。久しぶりの再開にお互いテンションも上がり飲みに行くことに決定。
シェムリアップに比べると高いものの、まだまだビール一杯150円の世界です。
通り中にあるミュージックバーから流れる生演奏の洋楽はお酒の良いお供になります。
旅の情報交換、大学の話、世間話まで何でも話せる気の置けない友達との会話は途切れること無く、気づけば12時。
カオサンロードは日を跨いでからさらに活気を帯びます。野外に作られたクラブでは陽気な外国人がクラブさながらにダンスを楽しんでいます。僕らもそれに加わり、深夜までこの街を満喫しました。
最終的に寝床に就いたのは午前4時。
部屋に着いた途端、眠気と疲労でベッドに転がり込みました。
三日目
起床は午後一時。
昨夜の疲労感に襲われシャワーを浴びるのすら億劫になりながら、ゆっくり準備をしていると三時になってしまいました。
この日は特に予定を決めてなかったため、歩に何かいい過ごし方はないかと聞いてみると、
「君の名は」みる?
との回答が。しかもバンコクなら200バーツ約600円で観れるというので、即決定。
日本の話題作がこんなにもタイムリーに観れるなんてにわかに信じ難いことですが、とりあえず劇場に行ってみることに。
今回訪れたのはPARAGON CINEPLEX
(カオサンロードから47番のバスを使いナショナルスタジアムで降りるとそこから歩いていけます)
ADRESS: 991 ชั้น 5-6 อาคารสยามพารากอน ถนนพระราม1 แขวงปทุมวัน เขตปทุมวัน Khwaeng Pathum Wan, Khet Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon 10330 タイ
高級ホテルのラウンジのような内観です。バンコクの映画館はチケットの売買に自動販売機を使用し、決済はクレカでOK。チケットカウンターでの面倒なやり取りを覚悟していた僕らは面くらいました。超スムーズ。
君の名は
※海外表記「Your name」
劇場内部はこのような作りになっています。基本的には日本と変わりません。200人は入ろうかという劇場の大きさに反して観客は30人程度でした。既にバンコクでも公開からしばらく経っているらしく、公開当初はもっと客数は多かったと聞いています。
※上映中
鑑賞終了。新海さんの世界観で描かれた街の風景などを見ると日本が恋しくなりました。日本は本当に綺麗な国です。
そして、肝心の音響と映像はどちらをとっても日本の映画館に比べて遜色無し。これが600円はお得度高い!
上映形式は音声が日本語で字幕はタイ語でした。映画の挿入歌、EDの歌詞にも字幕はついており、映画の世界観と曲のマッチングを現地人にも受け入れてもらう努力が光っていました。RADの良さが海外の人にも伝わったのでは…!
さらに驚いたのは、上映前に先日死去したタイの元国王ラーマ9世に対して黙祷の時間があったことです。一通り映画の予告が終わった後、デモムービーが流れると皆おもむろに立ち上がり目を瞑ります。エンターテインメント施設でこれをするのは違うのでは。というのが個人的な意見ですが、戦後のタイの発展に大きく寄与した彼の存在は国民にとって僕らの想像出来ないほど大きな存在なのかもしれません。
映画を観終わった後は街を散策して帰宅。
明日はアユタヤ遺跡に備えてしっかり睡眠を取ります。
カンボジア編に引き続き、タイ編も前編後編に分けて書いていきます。
タイに関しては普通の観光客のようなブログになっていますがご了承ください。笑
家計簿
12/3
バス
9ドル
昼飯
2ドル
夜飯
100バーツ
宿
7ドル
total
2280円
12/4
90円程度30バーツ
昼チャーハン
120円程度40バーツ
夜チャーハン
120円程度40バーツ
1軒目
960円程度320バーツ
ビール×2
240円程度80バーツ
ケバブ
120円程度30バーツ
宿
450円程度150バーツ
total
1980円程度660バーツ
12/6
朝飯
120円程度40バーツ
映画館
600円程度200バーツ
電車
75円程度25バーツ
夜ご飯(KFC)
360円程度120バーツ
タクシー
150円程度50バーツ
宿
450円程度150バーツ
total
1755円程度585バーツ
ではでは
飲んで良し。食べて良し。観光して良し。のシェムリアップ (第三ヶ国目:カンボジア)
こんにちは。
中村は現在バングラディシュにいます。気づけば現実世界とは10日もタイムラグが発生してしまいました。
これからしっかり時間差詰めていきますよー!
初日
さてさて、今回の記事はバスでプノンペンからシェムリアップに向かうところからスタート。
9時に出発し、3時に到着予定。計6時間の移動。
バス移動に慣れてきたのか、読書と睡眠を繰り返しているうちに六時間の移動はあっという間に過ぎていました。
シェムリアップに到着!プノンペンとは明らかに違う田舎道は途上国のカンボジアに来たことを改めて実感します。
シェムリアップには以前から泊まりたかった宿があったので、バスを降りてから直行。
今日から三日間お世話になる宿がこちら、
Boutique Dormitry Kochike (高知家)!!!
オーナーが日本人(高知県出身)のこのゲストハウスはコンクリート打ちっぱなしの壁に木目調の家具が置かれていてとても綺麗。安宿とは思えません。
しかも!驚いたことに、ここのシャワーからはお湯が出る!しかも水圧が強い!
今までチョロチョロに水シャワーばかりだったのでもう…泣 感動です。
この設備で一泊の値段は5ドル(エアコン付き)と周りに比べても安め。ドミトリーの部屋もカーテンでしきられたカプセルホテルのようになっており、沈没(長期滞在すること)するにはうってつけです。
しばらくして晩御飯の支度をしようと部屋に一旦帰った際、喋りかけてくれた同い年のフィンランド人がいたので、彼と夜ご飯を食べに行きました。
最初に入った格安カンボジア料理屋は料理1.5ドル、ビール0.5ドル。
ビールをおかわりしてもトータルで2.5ドル(275円程度)でした。安い!美味い!最高!
大学の近くにあれば週8で行くレベル。
ここに来るだけでカンボジア来た価値ある。
二次会はオススメの店があると誘われて、連れて行ってもらったのはレンガ作りのお洒落なバー。彼曰く、ここの推しポイントは美味しいサングリアを飲みながらジェンガが出来ること。(写真に写っているのがビールなのは許してください)
先ほどの店で既にほろ酔い状態だった僕は三戦やって全敗でした。笑
でも、とっても楽しい飲みジェンガ。おすすめです。
深夜までお酒とジェンガを楽しんだ僕たちは千鳥足で帰宅。旅先で出会った友達とサシで飲みに行くのは初だったので、思い出に残る一夜でした。
二日目
そして、シェムリアップ二日目はようやく待ちに待ったアンコールワット。1200年代にアンコール王朝が建てた世界遺産に登録されている寺院です。
宿からアンコールワットまでは約10kmの道のり。
トゥクトゥクで行けば15ドル、レンタルサイクルを使い自力で行けば2ドル。当然後者を選びます。
借りた自転車は、どこから誰が輸入したのかわからない、三段階ギア付き日本製のもの。住所は大阪府寝屋川市と表記されていましたが、流通経路はどうなっているんでしょう…
シェムリアップ市内の道は今まで訪れた都市と比べると、凹凸が激しく、自転車を漕ぐには一苦労。しかし、慣れてきた来た頃には、肌に当たる風が気持ちよく感じられ、
「案外レンタルサイクルも悪くないじゃん。余裕余裕!」と思い始めた矢先…
大きな破裂音と共に、後ろのタイヤがしぼみ始めます。
嫌な予感が…
何かの間違いであってほしいと願いながら、自転車を止め、後ろのタイヤを確認したところ、やはりパンク。
あたりを見回してもサイクルショップらしい建物も無く、途方に暮れます。
「自転車壊れてるんだから乗れよ乗れよ!」と声をかけてくれる人も皆トゥクトゥクの勧誘。優しさなのか、儲けたいだけなのか。
クッション性を失ったタイヤと凹凸の激しい道路、カンボジアの猛暑のトリプルパンチ。目的地に着く頃には心身共に疲労困憊です。
駐輪場に自転車を止めて少し歩くと、そこにはアンコールワットへ伸びる大きな一本道が!
やっとの思いで着いたアンコールワットは想像を遥かに超えるほど綺麗で大きかった。
横幅は全長200mにも達するかという長さです。苦労の甲斐あって感動もひとしお。
ここに来るとRPGの世界に迷い込んだような錯覚に陥ります。
マップ上でもこの通り。
ファイナルステージまで続く道には強敵が沢山いるから、手前で一度セーブしといて、
この一本道が終わればラスボスが待っているから、もう一度セーブして、
昔大好きだったRPGと重ね合わせて少し胸がアツくなりました。自分が主人公になった気分です。
中に入ってみると、表面に施された装飾は修復が繰り返されているおかげで、綺麗に残っていることが見てわかります。
頂上からは街を一望できます。
半径2kmにはおそらく居住地域がなく、見渡すところ全てが自然です。
パンク自転車からの開放感からか、テンション上がって飛んだりしちゃいました。
去年、トリップアドバイザーが選ぶ観光地満足度ランキング第一位に選ばれただけあり、周りのスタッフはほとんどが英語ペラペラ。世界各国から観光客が訪れていました。日本もこのようなところは見習いたい。
実は、この地域一帯は遺跡群になっており、他にも遺跡が沢山あります。
とても一日で回りきれる量ではないため、ここの周辺の遺跡群入場チケットは一日券(20ドル)、三日券(40ドル)、一週間券(60ドル)と分かれているのです。(僕は時間とお金が無かったので一日券にしました)
ということで、二番目に有名な遺跡、アンコールワットの少し後ろにある「アンコールトム」へLet’s go。
入り口前には大きなゲートがあり、石像が橋の両サイド一面に並んでいます。不気味です。
ゲートをくぐり1km弱。
到着!
アンコールトムは石一つ一つに顔や模様などが彫られています。
いくつもの顔が僕を見ているようで、少し気味が悪い。
この遺跡を後にし、次を見て回ろうとするも、僕の体力は限界。近くのカフェまで戻って一休みです。
想像以上の疲労で二時間近く寝てしまいました。
実はこの日、以前日本にいる時に働いていたアルバイト先の常連さんがシェムリアップに来ると連絡をいただいていたので、起床後にアンコールワット前で待ち合わせ。
お互い待ち合わせの時間ぴったりに来てびっくり。笑
一緒に夕焼けを見た後、常連さんの乗っているトゥクトゥクでパンクした自転車と共に宿の近くまで送ってもらい(本当に助かりました)、夜ご飯をご馳走していただきました。
帰りにはマッサージも(2ドル)
久しぶりにお腹いっぱいまで美味しいご飯を食べてエネルギー満タン!栄養補給はバッチリです。本当にありがとうございました。
充実した日が続き、明日は何をしようかと考えてところ、、、、、
次の朝、見事に風邪を引きました。
今まで身体を動かしてた反動です…
明日のバンコク行きのチケットだけ購入し、大人しくこの日は一日中寝ていました。
お陰で次の日にはすっかり元気に。
次も陸路でタイ入国!楽しみだぜ。
総括
やっと観光らしい観光をしました。アンコールワットは写真を見るだけではわからない、規模の大きさや歴史の深さを感じる世界遺産にふさわしい場所でした。それ以外にもバイト先の常連さんとの再会など素敵な出会いもあり、思い出の地です。
ご飯とビールが安くて美味しいシェムリアップ。いつかまた訪れよう。
トイレ批評
第二回目の今回はカンボジア、タイ間のイミグレーションにあった衝撃トイレを紹介します。
便座 :和式のためなし
紙 :無
ゴミ箱 :有
シャワー:無
感想
前回を越える衝撃です。和式のため座って用は足せるものの本当に汚い。横にある水槽のようなもののせいで、画像には写っていませんが夥しい数の蚊がいました。あとレバーが全然見当たらなかったのですが、どうやって流すのでしょうか…
最後は家計簿
12/1
1320円程度(12ドル)
途中で買ったスプライト
60円程度(2000rial)
昼ごはんのフライドライス
110円程度(1ドル)
夜ご飯
トゥクホック
220円程度(2ドル)
飲み代
1370円程度(12.5ドル)
洗濯代
110円程度(1ドル)
宿代
550円程度(5ドル)
total
3740円程度
12/2
チャリ
220円程度2ドル
水
55円程度0.5ドル
2200円程度20ドル
アイス
550円程度5ドル
マッサージ
220円程度2ドル
total
3245円程度
12/3
バスチケット
990円程度9ドル
昼ご飯
220円程度2ドル
夜ご飯
250円程度2.5ドル
宿代
550円程度5ドル
total
2010円程度
次はようやくバンコク編!
ではでは
プノンペン後編 (第三ヶ国目:カンボジア)
なーんと一週間ぶりの更新です。笑
言い訳を考えると無限に出てきますが、詰まるところ僕の怠惰です。今後はペース上げて書いていくのでこれからも読んでください。泣
前回言ったとおり、今回もカンボジアのプノンペンの後半について書いていきます。
今日は市内のある場所に行こうと心に決めていたので、少し早起きです。
しかし、そこは中心地から18km離れた場所にあり、僕の宿からはかなり遠い…
最寄のバス停まで1km弱歩いて、このバス2000rial(50円)で目的地の近くまで向かいます。
ベトナムもカンボジアも官営のバスは超安い。ちなみにカンボジアのバスはJICAが資金援助したことによって出来たらしいです。
いざ、乗ってみると乗客比率は現地人が大半を占めていて、しっかりこの国のインフラとして機能していたことを確認できました。
バスを降りてからはバイクタクシー(バイクの後ろで二人乗り)に乗り換え。
東南アジアのバイクタクシーはホテルがチャーターしているもの以外はすべてが交渉制です。
今回は三時間の貸切で10ドル(1100円程度)でした。現地の人は安いと言っていましたが、実際どうなんでしょう…。
舗装道路が終わり、砂埃舞う道をバイクで爆走すること20分。
ダン!!!!
着きました!
PPSEZ!!
名前のアルファベット五文字を見ても、どのような施設か想像し辛いので軽く説明すると、
PHNOM PENH SPECIAL ECONOMIC ZONE(プノンペン特別経済特区)の略で、
様々な国外企業の工場が集中している経済特区です。
近頃見かけるMade in Cambodiaの商品はここで作られているかもしれない!!わけです。
自分の在籍している学部柄、途上国の経済には興味を持っていたので、個人的にはかなり楽しみスポットでした。
中に入ると広大な敷地の真ん中に綺麗な舗装道路がまっすぐ伸びています。
100m程走ると、工場がちらほら。半分以上は日本のメーカーです。
パンフレットによると、総敷地面積は357Ha。
なんとディズニーランドの五倍です!!
中には工場だけではなく、工場労働者のためのアパートも。
スタッフさんに説明では、途上国に工場を持ったはいいものの、労働者が集まらないケースが多々あるらしく、福利厚生の一環としてこのような住居を提供しているとのことです。今後、エンターテインメント施設やスーパーを建てる構想もあるらしく、ここは近い将来一つの大きな街のようになるかもしれません。
敷地内にある数ある工場の中でも最大の面積だったのがコカ・コーラ社。
神宮球場くらいの大きさです。超デカい。
色んな場所の説明をスタッフの方にしてもらう中で最も印象に残ったのは、
「学歴や専門的スキルの無い人たちにとって、これだけの福利厚生がついてる工場は魅力的な職場」
という一言でした。
労働者が職場を選ぶのはもちろん当然だと思います。ただ、このような考え方をされている以上、仕事が楽しいから工場で働くという理由で働くことは少なく、福利厚生の面が職業選択の上で重要視されていると予測出来ます。
もっと働き甲斐など、福利厚生とは別の部分で魅力を出していくことが今後、日本企業の工場が東南アジアに進出するうえで大事なのかも…しれません。
最後に門の前で記念撮影。僕と比較するとその大きさが一層際立ちます。
PPSEZはカンボジアの可能性を感じるには十分でした。広大な敷地に十分な施設、Made in Cambodiaはこれからもっと私達の生活に身近になるかもしれません。
帰りもバス停までバイクタクシーのおっちゃんに送っていただき料金を払って観光は終了。好き勝手色んな場所へ連れて行ってもらって10ドル。僕には安く感じるほど満足しました。
宿に戻ってからは身体が一気に疲労感に襲われました。30度を越えるカンボジアの暑さの中一日中歩き回ると、帰る頃にはヘトヘトです。
その後は、宿のスタッフに翌日の朝発シェムリアップ(アンコールワットで有名な場所)行きのバスチケットを申し込んでもらい、シャワーを浴びた後就寝。
次の日は朝起きてから、シェムリアップに移動。ここからは次の記事で書くことにします。
総括
二日にわたるプノンペン編はこれにて終了。ただの観光というよりは、社会化見学に近いものになり、美しい景色など一つもなく、ブログ自体は少しつまらないものだったかもしれません。笑 しかし、個人的に普通に綺麗な建物を見るより学びとなることが多く、面白い場所でした。日本からの直行便も最近就航したらしいので、是非訪れてみてくださいー!
トイレ批評
ここからトイレコーナーです。今後は新しい国に入る度、このように各国のトイレを紹介していこうと思います。
今日はベトナム、カンボジア間のイミグレーションにあるトイレ。
便座 :無
紙 :無
ゴミ箱 :有
シャワー:有
感想
カンボジア初のトイレがこれ。大きい方は空気椅子、流す時は紙を持参するか、横にあるシャワーで手動ウォシュレットのスタイルです。下水のインフラがまだまだ整っていない東南アジアではトイレットペーパーは流せないので、横にあるゴミ箱に捨てます。もう本当に用を足さないと死ぬ!!!って時以外は極力使用を避けたいですね…。空気椅子しながら用を足すってどこに力をかければいいのかバランス配分が難しそうです。油断したらお尻ドボン。
※ちなみに僕がプノンペン内で使用したのは、ホステルか大きなオフィスビルのものだったので、便座も紙もありました。しかし、地方はこのスタイルが多いので、みなさん都会を離れる際には気をつけてください。
最後に家計簿
11/30
朝食のパン
50円程度(1000rial×2)
オランジーナ350ml
40円程度(0.35ドル)
バス
50円程度2000rial
バイクタクシー
1100円程度(10ドル)
バス
50円程度(2000rial)
マーケットの昼ごはん
220円程度(2ドル)
宿
660円程度(6ドル)
水
60円程度(0.5ドル)
total
2230円程度
今日はこんな感じです。これからペース上げてしっかり書いていきますー!
ではでは
プノンペン前編 (第三ヶ国目:カンボジア)
今回は陸路での国境越えの話から。
ベトナムホーチミンを朝六時半に出発したバスはカンボジアのプノンペン行き。
バスターミナルには欧米人五割、中国人四割、日本人一割。
今回乗ったバスはwifiとエアコン付きです。グレードが高かったのか現地人は全然いませんでした。
バスが走って二時間ほどで国境に到着。
ここでスタッフにビザ代の35ドルを請求されます。
陸路でのビザ取得は初めてだったので、言われるがままに言い値を払いました。
(後で友達に25ドルが相場と言われる泣)
ちゃんと下調べすればよかった、、、、
奥に見えるのがイミグレーションです。
しっかりお金を払った甲斐あり、ゲートを通る時には書類を書くことも無く、特に質問を受けることも無く、ただゲートをくぐるだけでした。
移動時間はおおよそ六時間。
アジア間を移動する長距離バスの中ではロングライドではないものの、されど六時間です。
本を読んだり、隣に座っていたイギリス人と喋りながら退屈な移動時間を過ごします。
そうこうしているとカンボジアの田舎道を抜け、
三時ごろプノンペンに到着。
宿は特に決めてなかったものの、隣席のイギリス人が「安くてプールとバー付きのいいホステルがあるから、一緒に泊まりましょう」と誘ってくれたので、下車地からトゥクトゥクで一緒に向かいます。
「プールとバー付きのホステルは高いはず…」と半分疑いながら。
着きました。ここが本日のホステル。
ラブリー ジャブリー ヴィラ (カンボジア プノンペン) - Booking.com
本当にプールとバー付いてるし、ビリヤード台まで!!!
プノンペンの主要な観光地にも徒歩で行ける完璧な立地。
それで、宿泊料金660円(6ドル)
もし誰かがプノンペンに行くようなことがあれば、是非おすすめしたい宿です。
ホーチミンの時と同様に、移動したこの日は何もせずに近くのパン屋で夕食を済ませ就寝。
次の日は観光を楽しむと決めていたので、7時に起床。
今日のルートは
トゥール・スレン虐殺博物館→キリングフィールド→王宮です。
名前からもわかる通り、前二つは楽しい観光地ではありません。
1975~1979年に独裁者ポル・ポトによって行われた大虐殺の跡地。
この四年間のうちにカンボジア人口の四分の一が亡くなりました。(諸説在り)
※今回のブログでは過激な写真や表現などは避けています。詳しく知りたい方はこちらから。
ここがトゥール・スレン虐殺博物館 (入場料660円程度6ドル)
チケットを買うと日本語の音声ガイドが付いてきます。
見た目は普通の学校(以前は高校だった場所を虐殺地として使用していた)ですが、中に入ると生々しい血痕や拷問具などが残っています。壁には当時に状況や拷問の解説などが展示されていますが、その惨忍さと言ったら常人では到底出来ることではありません。異常です。
ここでは基本的に拷問が行われており、ひとしきり終わるとキリングフィールドと呼ばれる処刑地に連れて行かれます。
カンボジア中にいくつか同じ目的の施設があったものの、他はジャングルの中や、現在地雷が埋まっている場所に位置しており近づけないとのことです。
今回は唯一見学することの出来る、博物館から15km離れたキリングフィールドに行きました。
キリングフィールド(入場料660円程度6ドル)
ここも音声ガイド付きです。
真ん中の慰霊碑にはここで亡くなった方の頭蓋骨や足骨が無数に展示されいます。
音声ガイドは園内の各所で
「ここでこの方法で殺されて、これがその跡です。」と説明をします。
リアルな虐殺現場に今、自分は立っているのです。
もし僕たちの親がここで生まれていたら、拷問を受けて殺されていた可能性もある。想像したくもないことを嫌でも考えさせられます。
気になった人は是非実際に足を運んでほしいです。感じ方、考え方は様々ですが、この事実に衝撃を受けることは確かです。
キリングフィールドを後にし、トゥクトゥクで街の中心部まで戻り、王宮へ。この時には既に時計は2時を回っていたので王宮に入る前に近くの飲食店で腹ごしらえ。
日本語を勉強している現地大学生二人と仲良くなり、30分程度話し込みました。
二人ともワンピースが大好きで日本語勉強し始めたらしいです。
マンガの影響力は遠く離れたカンボジアにまで及んでいます。
彼女たちに別れを告げ、王宮へ。
ここでは今でも国王が住んでいるのにもかかわらず、一般開放されています。(660円程度6ドル) 自分が王だったら絶対嫌です。
大きさはパッと見、東京駅丸の内口くらい。かなり大きいです。この周りには豪華絢爛な建物が大小合わせて10個以上あります。白塗りの壁に金の屋根。THE仏教国。
白と金のコントラストが綺麗で、王が住んでいる家なんて滅多に見る機会など少なくとも日本にはなく、大変貴重な機会でした。
ただ、「この建物を見るだけで6ドルは高いな」というのが正直な感想。もっと王の歴史を調べるか、専属ガイドを頼めば楽しめたかもしれない。
この後はもう暗くなっていので、2kmの道を歩いて帰宅。街の中心部は街灯がしっかり点いていて明るかった。
帰った後は、ホステルのバーでビールを飲んで就寝。
今回はここまで。
総括
記事内で堂々と施設を説明しましたが、プノンペンに来るまではこのような事実は全く知りませんでした。ここに来て世界史に対する自分の無知さを痛感します。
ただ、今後訪れる国でも同様の状況になっても、世界史が嫌いで全く勉強しなかった高校時代の自分を恨むのではなく、この機会を利用し勉強していく姿勢を持って他の国も回っていくことが大事なんだろうなー。
ちなみに未だ腹を壊していません。
いいことなんですが。なんだろうこのもどかしい気持ち。
最後は家計簿
11/28
1100円程度(10ドル)
トゥクトゥク(バス下車地→宿)
330円程度(3ドル)
夜ご飯
495円程度(4.5ドル)
宿
660円程度(6ドル)
total
2585円程度(23.5ドル)
11/29
朝ご飯
605円程度(5.5ドル)
トゥクトゥク(宿→博物館)
220円程度(2ドル)
博物館
660円程度(6ドル)
トゥクトゥク(博物館→キリングフィールド)
440円程度(4ドル)
キリングフィールド
660円程度(6ドル)
トゥクトゥク(キリングフィールド→王宮)
550円程度(5ドル)
昼ご飯
550円程度(5ドル)
王宮
690円程度(6.3ドル)
夜ご飯
473円程度(4.3ドル)
ビール
144円程度(0.7ドル×2)
宿
660円程度(6ドル)
total
5775円程度(52.5ドル)
この日はびっくりするくらいお金使ってました。プノンペンはご飯と観光にお金がかかります。しかし、食費はもう少し抑えられたはず。観光は楽しいけどお金がかかるのでバランスが難しいところです。これから節制に努めよう。
次はプノンペン後半!今回よりはもうちょっと明るい記事にしたいと思います。笑
ではでは