ファッションの街ダッカ 前編(第五カ国目:バングラデシュ)
※バングラデシュの写真については、砂埃でフォーカスがやられてしまい焦点合ってないものが多数ございますがご了承ください。
一日目
いよいよ東南アジアを抜け、中央アジアにやってきました。
空港を出た瞬間から全く違う空気。
ミャンマーとどこか似ているが、一緒ではない。
砂埃、人の量が多いのが理由かもしれない。
人口密集率世界第一位の都市ダッカ。
街中が人は勿論、車、※リキシャ、ゴミで溢れています。
人
バングラ人はとってもフレンドリーです。基本的に外国人に興味津々で、道を歩いているだけでも急に「Your country?」とこの国独自の言い回しで訪ねられること多数。
自分の出身国を言うだけでセルフィーを求められ、時には「困ったら連絡しろよ!」と住所、電話番号の書かれた紙を一方的に渡してくる人もいます。プライバシー情報の漏えいなんて関係ありません。
とにかく一日中騒がしいバングラデシュ。これがインドよりもカオスな国と称される所以かもしれない。
ひとたびカメラを持って歩いていると、知らない現地人が「写真撮ってくれー」と近づいてきます。そしてポーズを決めます。撮らないわけにはいきません。
交通
ダッカで最初に持った印象はなんと言ってもマナーの悪さ。
特に車、リキシャは最悪です。
※画像がリキシャ。予想通り語源は日本の人力車です。
信号は全く機能しておらず、車線なんて守る人はいません。隙間があれば入りこみ、空いていれば逆車線でも走ります。そのため接触事故も多く、それが原因でしょっちゅう喧嘩が勃発しています。口喧嘩であればいいものの、普通に路上で殴り合うことも。
おそらくこのような国は教育から変えていくか、重い罰を作らないと信号を建設したところで意味がないと思う。まあ信号すらないんだけど。
食
基本的にカレー中心の生活。普通のカレーは勿論、カレー味のパン、カレー味のパスタ、カレー味のおかゆ、カレー味の,,,etcとほとんどの味付けがカレー味。慣れれば安くて美味しいバングラ料理です。屋台で食べれば通常ランチ50円以下ディナー100円以下で食事が取れます。
食べ方
イスラムの国では当たり前の文化ですが、食事をする場合には皆フォークやナイフを使いません。右手を用いてご飯を食べます。これが中々難しい、というか純日本人の僕には抵抗がある。
大まかではありますが、上記がバングラデシュの特徴です。
僕がこの国に着いてからと言うものの、一日目、二日目は次の目的地、インドのビザの発給に時間を用し何も出来ませんでした。
三日目
前日、日本にいる友達から突然、「バングラデシュに俺の友達がいるから会ってみてよー」との連絡が。はたして街の人口のほとんどが現地民のダッカに日本の大学生がいるのかと半信半疑になりながらも連絡を取り、待ち合わせ。
本当にいました。(画像無し)
それから、彼のご好意で今日から彼の家に泊めてもらえることに。
シングルルームで温水シャワー、高速Wi-Fi付き。こんなに快適な宿なんてダッカ中探してもそうそう見つからないでしょう…
三日目、四日目とダッカ内を観光したので、ハイライトを写真と共にお届けします。
初めて電車の屋根の上に乗りました。バングラデシュでは日常の光景です。
バングラデシュ人にはゴミをゴミ箱に捨てるという文化が無いのか、食べかす、ちり紙などは道にポイ捨てします。しかもトイレも同様で、お小水は車道脇にある排水溝に、、、、
無論、通行人から丸見えです。でも当人は気にかける素振りも見せず、スッキリしてから淡々とブツをチャックに仕舞い平然と歩きだします。
僕はリキシャからその行為をじっと見ていました。
ゴミで汚染された川とそこにかかる橋。
鉄骨で作られたこの橋の道幅は車が一台と通れるくらい。ここをリキシャも人も車も全員が行き来するので、常に上下左右に揺れる揺れる…。
落ちた時のことを考えると、さほど高い橋でもないのに足がすくみます。
結果的には難なく渡れたものの、二度と使用したくない。そんな橋です。
ハイライトは以上。
ダッカは観光資源が無いことが有名で、何と国の観光スローガンすら「バングラデシュに行こう。観光客が来る前に。」と自虐に走っています。
とはいえ僕からすれば他の東南アジア諸国から比べても文化が違い、人も面白いダッカの町が観光資源そのものでした。目に入るもの全てがエンターテインメント。これを楽しむ気概が無ければバングラデシュは地獄なので皆さんここに訪れる際には覚悟を。
家計簿
12/14
リキシャ(ホステル→旧インド大使館)
161円程度(110タカ)
リキシャ(旧インド大使館→インド大使館)
44円程度(30タカ)
リキシャ(インド大使館→インドvisaセンター)
30円程度(20タカ)
写真撮影代
300円程度(200タカ)
visa代行代
740円程度(500タカ)
バス(インドvisaセンター→ホステル)
30円程度(20タカ)
スプライト
45円程度(30タカ)
宿
2500円程度(22ドル)
total
3850円程度(2590タカ)
12/15
バス(ホステル→インドvisaセンター)
15円程度(10タカ)
KFC
300円程度(200タカ)
visa代
2350円程度(1600タカ)
グラミンユニクロ シャツ
2180円程度(1480タカ)
バス(インドvisaセンター→空港前)
22円程度(15タカ)
宿
2500円程度(22ドル)
total
7367円程度(5015タカ)
12/16
CNG(ホステル→友人宅)
220円程度(150タカ)
パン
15円程度(10タカ)
バス
15円程度(10タカ)
スプライト
45円程度(30タカ)
昼ごはん(フツカ)
75円程度50タカ
CNG(旧市街→ホステル)
220円程度(150タカ)
宿
2500円程度(22ドル)
total
3090円程度(2100タカ)
12/17
CNG
150円程度(100タカ)
電車
150円程度(100タカ)
お昼ご飯
370円程度(250タカ)
リキシャ
150円程度(100タカ)
リキシャ
150円程度(100タカ)
電車
90円程度(60タカ)
CNG
150円程度(100タカ)
total
1210円程度(825タカ)
12/18
スプライト
90円程度(60タカ)
夜ご飯
150円程度(100タカ)
total
240円程度(165タカ)
12/19
リキシャ
30円程度(20タカ)
バス
45円程度(30タカ)
お昼ご飯
45円程度(30タカ)
コーヒー
450円程度(300タカ)
洗剤と飲み物
150円程度(100タカ)
晩御飯(タンドリーチキン)
190円程度(130タカ
total
910円程度(620タカ)
次回は、この国のメインテーマ「ファッション産業 」について書いていきます。
バングラデシュ初回はこの編で。